この記事は おっぱいとお尻に囲まれた世界! クレインエイト主催イベント 『双丘展』 に行ってきました! 【前編】 の続きになります。
レセプションパーティー
一旦外出し、再びカフェギャラリー幻へ戻ってみると、会場内は先ほど以上の賑わいを見せていました。
くれいんえいとさんが我々を見つけるなり、来訪されている作家さんに紹介してくださいました。本当に感謝です。
しかし、やはり筆者は突然のことに弱く、あたふたしてしまいました。重ね重ね申し訳ないです。

(めちゃくちゃテンパる筆者)
出展者の方々のお話
まずは、ポップでセクシーなイラストを展示されているもがゆりさんにお話をうかがいました。

ものしり.com編集部
「双丘展にはどういった経緯でご出展されたんですか?」
もがゆりさん
「検索でたまたま知って、Twitterで「双丘展めちゃめちゃ気になる!」ってつぶやきをしたんですよ。そしたら「是非どうぞ!」みたいな感じで(笑)」
ものしり.com編集部
「普段もイラストでご活動なされてるんですか?」
もがゆりさん
「はい、イラストで。ちょっとエッチな感じの女の子とか、あと猫が好きで、ゾンビのねこちゃんのキャラクターのグッズとか作ってます。」
ものしり.com編集部
「あ!見たことあります!カートゥーンチックなやつですよね。」
もがゆりさん
「そうです。そういうのが好きなので。」
ものしり.com編集部
「最後に、このたび出展されて、いかがでしたか?」
もがゆりさん
「写真とか、ポストカードとか、人形とか、ありとあらゆるおっぱいとお尻をフィーチャーしたものが集まっていてすごいですね。私も某画廊さんの展示でそういうのは見るんですけど、こういう「濃ゆ~い感じ」のが好きなので、思ってた通りだったなと(笑)」
ものしり.com編集部
「濃ゆい、本当ですね(笑) もがゆりさん、ありがとうございました。」
もがゆりさんと、可愛いキャラクター「ねこちゃんZombie」のwebサイトは『コチラ』
次にお話できたのは、こちらのBRAin Tシャツを制作されたまびさん。隣の三枚のポスカもまびさん作のものです。

ものしり.com編集部
「まびさんは、どういった経緯でご出展されたんですか?」
まびさん
「出展者の「やしろだい」さんと知り合いで、私も出展を勧められて出すことにしました。」
ものしり.com編集部
「Tシャツ、すごくかっこいいですね。」
まびさん
「BrainがBRAにinしてるっていう(笑)」
ものしり.com編集部
「最初気付かなかったんですが、駄洒落だって知ってより良いなと(笑) あと、ポスカですけど、色々な画風を使い分けておられて、こちらも素敵ですね。」
まびさん
「安定しないとも言いますけど(笑) でも、気分で描いてる感じです。」
ものしり.com編集部
「その気分のイメージがスッと落とし込まれているようで、見入ってしまいます。
最後に、このたび出展されて、いかがでしたか?」
まびさん
「出展して、やっぱり人に見ていただけるのが嬉しいですね。サイトとかに出したりもしてるんですけど、生の反応が聞けるのは本当に嬉しいです。あと今回の双丘展でTwitterのフォロワーさんも増えたのでよかったです。」
ものしり.com編集部
「まびさん、ありがとうございました。」
まびさんのwebサイトは『コチラ』
次はTOMOKUNIさんとお話できました。メーターをお尻にガン振りされているTOMOKUNIさんは、様々な表情を見せるお尻をステッカーにして出展されています。

(ひっそりとしていますが物量がすごい! 種類も豊富でした!)
ものしり.com編集部
「お尻ステッカー買います!」
TOMOKUNIさん
「ありがとうございます。でもこれ某フェスとかでも、買った人みんなにどこに貼っていいか迷うって言われるんですよね・・・・・・。」
ものしり.com編集部
「(笑) 某フェスでもお尻ステッカーを展開されてるんですね」
TOMOKUNIさん
「たまたま別のイベントでお尻を描いてたんですけど、それがいつの間にかシリーズになって、ステッカーになってっていう感じですね。あ、もちろんお尻だけじゃなくて胸も好きですよ。」
ものしり.com編集部
「双丘展を終えてみて、いかがでしたか? 漠然とした質問ですみません。」
TOMOKUNIさん
「そうですね、ここの会場に見に来たことは何度かあるんですけど、出展したのは初めてなんです。今回はテーマがお尻ステッカーにピッタリだったので、よかったなと思いました。」
ものしり.com編集部
「TOMOKUNIさん、どうもありがとうございました。」
イラストレーターTOMOKUNIさんのwebサイト
『TOMOKUNI official web site』
お尻ステッカーはこちらから購入できます!
『TOMOKUNI ONLINE STORE』
TOMOKUNIさんが展開するクールでキュートな『LINEスタンプのストア』
雅で精巧な和小物、ジャパニーズクラシックパンツ(ふんどし)などをセルフポートレートとともに出展されている巡さんともお話できました。
くれいんえいとさんによると、出展者募集に最初に応募されたのが巡さんとのこと。

ものしり.com編集部
「双丘展にはどういった経緯でご出展されたんですか?」
巡さん
「主催者様にお声がけいただいて、それでです。
普段は和小物の製作販売、緊縛のモデルもさせていただいておりまして、フェチ系イベントなどにも毎回出させていただいてます。」
ものしり.com編集部
「双丘展は出展の形式がとても自由で、出展者側は燃えるだろうなと思ったのですが、巡さんも燃えましたか?」
巡さん
「燃えましたね! 私は特にお尻を魅せようと決めて、作品として出すならどうすればいいかなと考えたとき、まず思いついたのが「ふんどし」だったんですね。」
ものしり.com編集部
「このお写真で着用されているものですね。」
巡さん
「はい。普通の六尺ふんどしより細いデザインでキュッとしているんです。これをメインにして、おっぱいなどが強調できる小物類も一緒に出展しました。」
ものしり.com編集部
「あ、小物といえば、この綺麗な円形のものが気になっているのですが・・・・・・。」
巡さん
「これは私の代表作の緊縛手鏡です。一個ずつ亀甲縛りにしてるんです。」
ものしり.com編集部
「手鏡ですか! すごくお洒落ですね!」
巡さん
「電車とかで使うのはちょっと、ですけれどもね(笑)
こっそり使っていただけたらなと。」
ものしり.com編集部
「今回出展されてみて、いかがでしたか?」
巡さん
「そうですね、これだけ多くの方が、それぞれの手法で色んなおっぱいやお尻で表現なさるというのはまずないので、すごく楽しかったですね。
また、こういうアート系のイベントって、可愛らしかったり、若かったり、その、性の表現がね(笑)」
ものしり.com編集部
「萌え萌えしているということでしょうか(笑)」
巡さん
「そう、萌え萌えしてる感じが強いじゃないですか(笑)
今回のは、それだけではなく、大きいおっぱい小さいおっぱい、爽やかなのからかっこいいもの、いやらしいものまで、色々なものが見られてすごく良かったです。」
ものしり.com編集部
「巡さん、どうもありがとうございました。」
うるわしの和小物をあなたに。
『緊縛的布小物「巡」ブランド』
大変楽しめました。ありがとうございます。
と、会場を出たところで、軽快なステップでこちらへ向かってくる陽気な人物が。
「あっ、田中さんですよ!」とくれいんえいとさん。
なんと、幸運なことに出展者のひとり、切り絵作家の田中良平さんにお会いすることができました。

(田中さんの切り絵作品)
ものしり.com編集部
「ブログでカエルの切り絵も拝見しました。とても可愛かったです。」
田中良平さん
「ああ、どうも! 高円寺や池袋でも、妖怪関連のものを色々展示してるんで、また是非。」
ものしり.com編集部
「はい、是非! 今回の双丘展も、妖怪作家さん繋がりで出られたのでしょうか。」
田中良平さん
「そうですね、ここでの展示は河童展が初めてだったんですけど、くれいんえいとさんや店主さんとは以前から妖怪繋がりで。」
ものしり.com編集部
「今回出展されて、いかがでしたか?」
田中良平さん
「やっぱり、作品を作るじゃないですか。色々作るんですけど、女の人の裸とかはあまり作ったことがなかったので、すごく楽しくやれましたね。」
ものしり.com編集部
「作品はシンメトリーの部分が多いですが、紙を折りたたんで、それで切られているんですか?」
田中良平さん
「そうそう。基本半分でですね。僕下書きなしでやるんですよ。」
ものしり.com編集部
「下書きなしで!? 折ったままですよね?」
田中良平さん
「ええ、そうです。似顔絵とかもできるんで。ちょっとやりましょうか!じゃあ、筆者さんの似顔絵で、体にはおっぱいつけときますね。」
ものしり.com編集部
「(笑)」
なんと、急遽ライブ切り絵をしていただけることになりました。
いつも持ち歩いているという紙とハサミを取り出し、本当に下書きなしで切り始めます。

輪郭を取るまでは一瞬です。

先の尖った精密作業用のハサミで細部を作っていきます。
写真では伝わらないのですが、驚くべきことに田中さんは作業中も我々と会話し続けています。そして切り離した紙は全てポケットに運んでいます。これが熟練者の業です。

このとき筆者はメガネをかけていたので、その部分も切っていきます。

驚異的な速さで紙を切っていき・・・・・・、

完成。ものの5分足らずのことでした。あまりのすごさに興奮しまくる筆者。

(似すぎです。おっぱいついてるけど)
完成品で魅せる!パフォーマンスでもさらに魅せる!切り絵作家田中良平さん
各出展者の方とお話の最中、次々と差し入れが運び込まれて、皆様も飲み物を片手に始終和やかな雰囲気でした。
双丘展、大変楽しめました!
簡単なテーマがあり、出展作品の形式は限りなく自由。そこで、色々な分野の作家さんが、それぞれが得意とする手法で、全力でテーマを表現する。こんなにも熱く面白すぎるイベントがあるのかと、感動に震えました。
この度レポート取材をさせていただいた、株式会社クレインエイトさん(その他のイベント情報もこちらに掲載されています)『株式会社クレインエイト』
会場となった趣深い文化系喫茶店『カフェギャラリー幻』
オーナーである薔薇十字団・小林義和さんのwebサイト『薔薇十字団(小林義和)』と、
店長の艶子さんのwebサイト『strange fruits』
そして、お話を聞かせてくださった出展者の皆様、本当にありがとうございました!


