日本ドライオーガズム協会 シンポジウムVol.01 ~狂乱の前立腺革命~をレポート! 【東京・阿佐ヶ谷ロフトA】
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2016年4月14日(木)に東京・阿佐ヶ谷ロフトAで開催された日本ドライオーガズム協会 シンポジウムVol.01 ~狂乱の前立腺革命~。
先日設立された一般社団法人日本ドライオーガズム協会が開催した第一回イベントである。
当ブログの運営会社である大人のおもちゃ通販大魔王が協賛させていただいたこともあり、今回イベント物販ならびにイベント取材を行った。
ドライオーガズムとは男性のみ得られる快感である。前立腺を刺激することで、女性のような快楽が得られるといわれている。
物販のセッティングのため、17時前に会場入り!
我々が17時前に開場入りすると既に準備を進めているスタッフの方々の姿が。
開場19時、開演20時にも関わらず、着々とイベントの準備を進めていた。
(写真:会場準備の様子)
イベントに出店するのが不慣れだったこともあり、我々の物販ブースはセッティング完了まで1時間半もかかってしまった・・・
現場入りが早過ぎると当初は思っていたが、早めに準備を開始してよかったようだ。
準備中、会場スタッフの方の一人が熱心にアナルグッズの質問をしてきたのが印象的であった。
(写真:物販ブース準備の様子)
ほぼ毎日多種多様なイベントが開催されている阿佐ヶ谷ロフトA。ステージから観客席の最後列までが非常に近く、出演者の方の表情をしっかり見届けることができる。
(写真:準備中の会場の様子)
こちらが出演者の方が上がるステージ。
最前列の観客席からはまさしく目と鼻の距離である。
(写真:準備中のステージの様子)
いよいよシンポジウムのスタート!
日本ドライオーガズム協会・マッスル森氏の司会進行によりイベントがスタートする。
登壇するのは日本ドライオーガズム協会公認講師・えねだるま氏。
ドライオーガズム研究家であり、職業彫刻家であるえねだるま氏。20代でドライオーガズムを初経験。その後十数年に渡り、催眠オナニー・瞑想によるエナジーオーガズム・精嚢開発など快楽へのあくなき探求を行っている方だ。
(写真:ステージに上がったえねだるま氏)
第一部 セミナーパート ~ドライオーガズムへの道~
開場にはドライオーガズムをよく知らない方もいたため、まずはドライオーガズムとは何か? といった基本的な部分の説明からスタートする。
続いて、どうすればドライオーガズムに達することができるか? という具体的な講義が行われた。
そのなかでドライオーガズムに達成するための大事な3つ要素心技体の解説がはじまり、観客の熱心な眼差しを集めた。
さらにドライオーガズムに達成した男性の様子を動画で流し、解説。男性がドライオーガズム達成時に発した、今までに聞いたことない喘ぎ声が印象的であった。
この喘ぎ声に反応した観客は驚きや照れからか、笑い声や感嘆の声でそれを隠した。
(写真:熱く語るえねだるま氏)
当協会に目的のひとつとして、「ドライオーガズムに対する誤解を解きたい」そういったお思いがあるそうだ。
アナルプレイが好き=ゲイではない。また、アナルプレイはSMプレイの範囲内で終わるものでないと語っていた。そして、ドライオーガズムが性快感の選択肢のひとつとして認められる世の中になって欲しいそういった世間の認識を変えることも活動の一環として行いたいそうだ。
続いてドライオーガズムの達成には、エネマグラやアネロスといったアダルトグッズの使用は必須ではなく、指で感覚を掴んでから使用するのが望ましいとえねだるま氏は語る。もしくは、技術さえ習得すれば指だけでも十分達することができるとも語っていた。
エネマグラやアネロス以外の必要な道具も紹介。指用コンドーム、ローションやワセリン、浣腸器それぞれの必要性を説いていた。また、道具だけではなく、ドライオーガズムに集中できる環境、落ち着いた環境を作る必要があるともおっしゃっていた。
(写真:用具を手に取り解説するえねだるま氏)
続いてえねだるま氏と協会幹部の方による、具体的なプレイ方法の解説が行われた。
どういった準備を行えばいいか、どう片付ければいいかといったプレイの手順やどういった姿勢で行うかといったことまで丁寧かつ詳しく解説されていた。
(写真:ステージ上で寝そべり、具体的な解説を行う協会の方々)
中央ステージに戻ったえねだるま氏は、前立腺の位置や精嚢開発するための位置を人体模型で非常に分かりやすく説明されていた。
(写真:人体模型を使い講義を行うえねだるま氏)
セミナーの最後には協会員の募集をされていた。
公式ツイッターもしくはメルマガなどでドライオーガズムに関する情報を無料で閲覧することができる。ご興味のある方はぜひご活用いただきたい。
日本ドライオーガズム協会サイトURL:https://dryorgasm.org/index.html
日本ドライオーガズム協会ツイッターURL:https://twitter.com/japanorgazm
(写真:協会会員の募集を行うえねだるま氏)
第一部終了!
第一部は30分という決して短くない時間であったが、非常に短く感じる濃密な講義であった。
10分間の休憩を挟み、第二部へ続く。
(写真:休憩を促すえねだるま氏)
休憩中、会場後方に回ると大勢の観客が来場していた。
新設された団体の第一回のイベントとしては大盛況といえるのではないだろうか。
(写真:大勢の観客が来場した会場の様子)
第二部 トークイベント ~ドライ達成者のみが知る世界~
第二部ではえねだるま氏に加え、二人のゲストと共にトークを繰り広げる。
まず一人目のゲストが職業絵描きであり、日本エネマグラ協会の公式キャラクターJDAちゃんのデザインを手がけたスティーミー・ワンダー氏。
学生時代に開発した自作アナニーグッズでドライオーガズムを経験。そのあまりの快感に恐怖を覚え、トラウマ化してしまったそうだ。しかし、この快感をふたたび求め、そして彷徨い現在に至る。ドライオーガズム難民の代表として、ステージに登場した。
第二部は同氏が司会を務める。
(写真:スティーミー・ワンダー氏)
二人目のゲストがドライオーガズムとウェットオーガズム(射精)の狭間を研究テーマとし、述べ200人とのセッション経験を持つ比類なき実践派の女装アナリスト設楽氏。
女装姿が美しく、見た目・声・仕草どれをとっても女性的であった。会場からは「あの人男!?」といった驚嘆の声があがった。
(写真:女装アナリスト設楽氏)
第二部はさまざまなトークテーマをもとにドライオーガズムについて語っていく。
非常に興味深い話の数々を聞かせていただき、その中でいくつか抜粋して紹介させていただく。
『How to ドライオーガズム』 ~それぞれのイク方法~
えねだるま氏は指、設楽氏はアダルトグッズを用いて達するとのこと。
設楽氏によると前立腺の位置の把握は難しいとそうだ。そのため、アナルパールといったコブ状のアナルグッズを使い、前立腺の位置を把握する必要があるそうだ。
『ドライ達成までにかかった期間は? また、どのくらいの頻度でトライしましたか?』
えねだるま氏はエネマグラを使用し、2週に1回ほどドのペースでドライオーガズムに挑戦。挑戦開始後、約4~5ヶ月ほどで達成すること成功したそうだ。
設楽氏は週1回ほどのペースでアナルSEXに興じたそうだ。その後半年ほどでドライオーガズムに達したとのこと。
アナルという繊細な箇所であるといった点や準備の大変さから毎日のプレイは難しい。週に1回もしくは2週に1回が丁度よいのではという結論に至る。
『ドライオーガズムは才能か?』
こちらのテーマは未達成者にとって興味深いテーマだろう。ドライオーガズムに達成できたという声も多く聞くが、その反対に達成できなかったという声も多く耳にする。ドライオーガズムは一部の才能ある人間のみが達成でき、才能のない人間は達成できないのかという議論が行われた。
トークの中では確かにドライオーガズムにも才能の有無が存在し、それによって達成のしやすさが変わってくるという。ドライオーガズムは羞恥心が邪魔をするため、没頭・没入する必要があると協会の方々はおっしゃっていた。また、これらが難しい場合、物理的に体を気持ちよくし、没頭・没入されることが必要であるとも語った。
確かにドライオーガズムは才能によって、達成期間を短縮することができる。しかし、それぞれに合ったアプローチを行うことで才能がなくとも必ずドライオーガズムに達成することができるという。という。そのための努力も必要であるとも語った。
(写真:第二部スタート)
観客による質問コーナー!
熱心な観客の方々より寄せられた質問に答えるコーナー。恥ずかしい方はBBSやツイッターに質問を寄せ、そうでない方は会場で直接質問を行うという手法をとっていた。
質問コーナーにおいてもいくつか抜粋して紹介させていただく。
質問:強制的にドライオーガズムに達成させる教材みたいなのがネットで売られていますが、あれって本当なんでしょうか?
回答:本当にそうであるものや詐欺まがいのものあるので、気をつけてください。
質問:洗浄はウォシュレットでもいいの?
回答:ウォシュレットでも可能です。ただし、メーカーによって水流の角度が異なります。TO○Oはお尻の中に入りづらい角度になっており、姿勢を変える必要があります。L○X○Lは入りやすい角度で扱いやすく、L○X○Lがオススメです。しかし、ウォシュレットのやりすぎや強い水流でアナルに当て続けると痔になってしまう危険あるため、気をつけてください。
質問:乳首と前立腺との関係はどうですか? ネットでは乳首開発が必須だと書かれているものもありました。
回答:乳首開発はドライオーガズムには必須ではありません。しかし、ドライオーガズムに近づく要素であり、性感帯の幅を広げることができます。
上記外の質問も多数寄せられ、時間いっぱいになるまで質疑応答は続いた。
(写真:BBSに書かれた質問に答える協会メンバーの方々)
協会がオススメするドライオーガズム初心者向けグッズ4点を紹介!
えねだるま氏により日本ドライオーガズム協会がオススメするドライオーガズム初心者向けグッズ4点が紹介された。
まず1点目がプラスティック浣腸器50ml! アナル内部へのローション注入や洗浄にも便利なグッズ。
2点目はANAL lotionアナル ローション! 乾きづらいのが特徴。
3点目がワセリン! ローションと併用することでより乾きづらくなり、粘膜を保護。
4点目がアナルシスト(コロネタイプ)。第二部でも紹介のあったコブの連なったアナルグッズである。このコブによって前立腺の位置を把握しやすくなる。
以上4点がえねだるま氏によって紹介された。
ご購入はコチラから可能です。
(写真:協会オススメのグッズを紹介するえねだるま氏)
第二部観覧後、アンケートを記入!
これにて第二部が終了。
観客にはアンケートが配られ、熱心に記入する姿が多々みられた。
(写真:参加者アンケート用紙)
アンケートに答えた方には記念品として、今日からはじめよう前立腺開発キットが配られていた。
この後開催された第三部 交流会 ~ドライマスターになんでも質問しちゃおう~は自由参加となり、残った方は出演者の方に熱心に質問を投げかけていた。また、観客同士での交流もみられた。
第三部は終了時間である23時まで時間いっぱいまで行われ、大盛況のうちに幕を閉じた。
(写真:アンケートに答えると貰えた記念品)
大人のおもちゃ通販大魔王ブースがコチラ!
今回協賛という形で出店させていただいた当店の物販ブースがコチラ。
たくさんのご注文をいただき、誠にありがとうございました。
(写真:物販ブースの様子)
最後にイベント出演者の集合写真
3時間の長丁場ながら、疲れた顔を見せず集合写真の撮影に応じていただいた。
(写真:日本ドライオーガズム協会メンバーの方々)
日本ドライオーガズム協会・えねだるま氏の独占インタビュー!
イベント翌日、えねだるま氏のアトリエに伺いインタビューを行った。
インタビューは以下の通り。
えねだるま氏お忙しい中インタビューにお答えいただきありがとうございました。
今後の活動に目が話せない日本ドライオーガズム協会。気になる情報は公式サイトや公式ツイッターをチェックしてください。
日本ドライオーガズム協会サイトURL:https://dryorgasm.org/index.html
日本ドライオーガズム協会ツイッターURL:https://twitter.com/japanorgazm
(写真:日本ドライオーガズム協会公認講師・えねだるま氏)
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