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米連邦最高裁 全州で同性婚を認める判断

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monoshiri編集部

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2015年6月26日、アメリカの連邦最高裁判所は、同性婚を認める判断を示しました。アメリカでは現在、13の州が同性婚を認めていませんが、この判決により全米で、同性婚が事実上、合法化されることになります。

訴訟は、同性婚を禁止している州のカップルらが起こしたもので、オハイオ、ミシガン、ケンタッキー、テネシー4つの州を管轄する連邦高等裁判所は、去年11月、同性婚を認めない判断を示し、最高裁に判断が委ねられていました。

Anthony Kennedy判事によって読み上げられた判決文が話題に。

判決文の最後の部分が美しいと話題になりました。

(日本語訳)
人が人と結び合うなかで、結婚以上に深いものはない。なぜなら結婚は最も崇高な愛、忠実心、忠誠心、犠牲心、そして家族の形を示すものだからだ。婚姻関係を結んでいくなかで、2人の人間は今まで以上に素晴らしいものになっていく。今回のこの訴訟の原告人の中には、結婚によりたとえ死に直面しても二人の愛情は消えたりしないということを証明している。ゆえに原告人たちが結婚を軽蔑していると言うことは大きな誤解である。彼らの申し立ては結婚を尊重するというものであり、尊重するがゆえに自分たちにもそれが実現することを願っていたものであった。原告人たちが望むのは、婚姻という制度から排除され、孤独に生きていくことではない。法のもと、平等な尊厳を得たいというものである。わが合衆国憲法は彼らにその権利を与えるべきである。第六区巡回控訴裁判所の判決を棄却する。

(原文)
No union is more profound than marriage, for it embodies the highest ideals of love, fidelity, devotion, sacrifice, and family. In forming a marital union, two people become something greater than once they were. As some of the petitioners in these cases demonstrate, marriage embodies a love that may endure even past death. It would misunderstand these men and women to say they disrespect the idea of marriage. Their plea is that they do respect it, respect it so deeply that they seek to find its fulfillment for themselves. Their hope is not to be condemned to live in loneliness, excluded from one of civilization’s oldest institutions. They ask for equal dignity in the eyes of the law. The Constitution grants them that right. The judgment of the Court of Appeals for the Sixth Circuit is reversed.

アメリカ各地では、判決直後から今回の決定を歓迎する動きが。

写真はレインボーカラーにライトアップされたホワイトハウス。

米連邦最高裁 全州で同性婚を認める判断

Facebookでは

6月26日の米連邦最高裁の決定を受け、Facebookがプロフィール画像をレインボー仕様に変更できるサービスを開始。

 各界著名人をはじめ全世界2600万人のユーザーがこのサービスを利用。

 下記にて変更できます。(Facebookのアカウントが必要です)

パソコン版モバイル版

米連邦最高裁 全州で同性婚を認める判断

YouTubeが下記動画を公開。

まとめ

アメリカにとって2015年6月26日は歴史的な1日となりました。

LGBT先進国でありながら、これまで実現できなかったことはなぜだったのだろうかと考えさせられました。

そこには、宗教的な理由が大きくあったのだと思います。

米世論を二分してきたこの社会問題は、長年にわたって強く議論をされてきましたが、米国最高裁がついに決着をつけました。

アメリカがここまでこれたのは、声を上げ立ち向かった人達がいて、それを支持する人がいたからだと思います。

LGBTの人達だけではなく、ストレートの人達の力なくしては実現できていなかったでしょう。

そして多くのストレートの人達が同性婚に反対をしていたからこそ、ここまで時間がかかってしまったのです。

男性同士、女性同士が結婚をして何か彼らに影響があるのだろうか?

伝統、信仰を重んじるあまり、時代の変化についてこれていなかったのかもしれません。

法律が変わったからといって同性婚を反対してきた人達の気持ちまでもが変わったわけではありませんが、お互いの存在があるのを理解し、共存していく上では平等であるべきだと心から思います。

そして私自身もゲイ。日本でのLGBTライフについてですが、静かに暮らせている分悪くないと思います。

周りに理解をしてもらえる人達がいるだけでいいんじゃないかと思います。

ただ、いつか最愛の人と出会い、結婚をしたいかと聞かれたら、YES!と答えるでしょう。

そして今の自分にできること、それは自分らしく自分に正直に生きることです。それを誰かと共有できるならそれは素晴らしいことだと思います。

引用元:Huffington Post

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