“私たちは美しくなれる”女装サロンを体験してきました 【後編】
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9月某日、ものしり.com編集部は東京にある女装サロンを訪れました。
【前編】の続きの記事となります。
4.衣装選び
衣装を試着します。メイク前よりも、メイク後に衣装を合わせる方がイメージが湧きやすくて良いそうです。個人で行う場合はどうしても衣装が先になりがちですので、これもサロンの強みと言えるでしょう。
サロンではたくさんの衣装が用意されています。事前のカウンセリングの情報から、アーティストさんがある程度選択肢の絞り込みをしてくださいますが、妥協せず、改めてじっくり相談し、自分の志向にマッチしたものを選びましょう。
逆に、イメージが漠然としているなら、アーティストさんにお任せしてみるのも手です。筆者はいろいろ試着しながら、カメラマンやアーティストさんに決めてもらいました。
(写真:用意された衣装)
・服を試着します。
(写真:試着中)
(写真:一着目が決定しました)
・二着目は「クール系で」とお願いし、アーティストさんがほとんど決めてくれる形になりました。肩を出すスタイルを強く勧められ、つい笑ってしまいます。ブラが見えていますが、今はあくまで試着ですので心配はいりません。
頭にかぶっているものは、衣装のこすれからメイクを守るためのものです。
(写真:二着目の試着)
・ショールを頂いて、ポーズの練習をしました。ヒールを履いているためグラグラして、また笑ってしまいます。
(写真:ポーズの練習中)
5.仕上げとウィッグ
・アクセサリーを身に付け、リップメイクを入れます。
(写真:リップメイク中)
・ウィッグを取り出して・・・・・・
(写真:ウィッグを持つアーティストさん)
・かぶせます。ウィッグの長さも、希望があれば是非伝えましょう。
(写真:ウィッグを整えるアーティストさん)
6.変身
「はい、できました!とっても可愛いですよ!」
アーティストさんが筆者に告げます。
「またまた・・・・・・」
「そんなまさか・・・・・・」
「!」
びっくりしました。筆者はこの瞬間、女性へと変身したのです。
ウィッグ選びのコツとして、可愛い系を目指す場合はくどくなり過ぎないよう、長い髪を上げてみると良いそうです。一方、クール系を目指す場合は、多少髪型がくどくなっても服装によってカバーされてまとまりやすい、とのことでした。
(写真:驚く筆者)
7.撮影
通常、女装サロンでは、変身後に撮影をしてもらえます。撮影後は写真のデータを頂けます。
ポーズの指導もしていただけるので安心です。
ここからはしばらく写真が続きます。
メイク・衣装・ウィッグを施して、いざ撮影となった途端、とても緊張して顔が強張ってしまいました。難しいものです。
窓際での撮影です。光で色が飛んで良いです。
二着目の写真です。ウィッグも変更しています。
最後まで緊張が取れず、全く表情が作れなかったことが悔やまれます。
8.クレンジング
撮影の後は、メイクを落としてもらえます。
※希望すればメイクをしたまま帰ることも可能なようです。
(写真:手際よくメイクを落とします)
濡れタオルでクレンジングオイルを拭き取ります。気持ちいいです。
(写真:顔を拭う筆者)
9.まとめ
非常に貴重な体験ができました。
アーティストさんは技術もさることながら、筆者を男性としてではなく女性とした上で接してくださり、内側からも“女性”を引き出してもらえたような気もしました。
サロンの中には、メイクレッスンなどを行っているところもあり、専門的な知識と技術を身につけることもできます。女装願望のある方、あるいは体験してみたい方でも、是非一度訪問してみることをオススメします。
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